こんばんは。毛玉家の長女(kdml_l)です。
ちょっと前の話になるけど、配信用マイクを新調した。
以前使用していたマイクは楽器の音を撮るマイクで配信向きではなかったから、配信用のマイクを買いたいなとずっと思っていた。
実際に一年弱使ってみて、これからマイク周りの機材を揃える方におすすめだなと感じたので紹介してみる。
- これを買えば間違いないマイクを知りたい
- マイクと併せて必要なものが知りたい
という方にちょっとだけ読んでみてほしい。
今回購入したマイクと周辺機材
マイク | HyperX QuadCast S |
マイクアーム | Blue Compass |
ポップフィルター | GRANPRO |
購入したマイクは、よく配信者さんが使っているHyperX QuadCast
Twitchでも顔出ししている配信者さんの前にこのマイクが映り込んでいるのを見る。
私はマイクと併せてマイクアームとポップフィルターも購入した。
ゲーム配信をする場合、キーボードやマウスの振動を拾うのでマイクアームはほぼ必須になるものの、最初はとりあえず買わずに付属のスタンドで様子を見るのも良いと思う。
ポップフィルターはマイクに内蔵されているけど、衛生面が気になって購入した。
購入したマイクは「HyperX QuadCast S」
QuadCastについて
接続方法 | USB接続 |
種類 | コンデンサーマイク |
指向性 | 単一、双方向、ステレオ、無指向 |
マイク感度 | ダイヤルで調整可 |
このマイクの良いところは、操作が単純化されていてわかりやすいところ。
マイクの音量調節は上の部分を回して、マイクのオンオフは下をタップするだけ。
配信ソフトを触らなくていいのが最大のメリット。
とにかく必要なものは揃っている。
ポップフィルターは内蔵、ショックマウントも付属されているので、あれこれ買わなくて良いところがこれから音声周りの機材を揃える方におすすめしたい理由のひとつ!
上の表の内容は詳しくまとめている方がいるので調べてもらうと良いんだけど、難しいと感じたら単純でわかりやすいUSB接続タイプのマイクを選んでおけば安心だと思う。
一般的なのはこちらのQuadCast(無印)
マイクがオンになっているときに赤く光る。赤一色。
QuadCast Sは好きな色にできる。
私はデスク周りのデバイスを青に統一していたので、色の変えられるQuadCast Sにした。
QuadCastと旧マイクの音声比較
- 旧マイク
- 新しく購入したQuadCast
過去の配信のクリップから。
マイクを変えて音声がクリアになった!
前のマイクは声がゴワゴワしている。
マイクが全然音を拾わず、小さい音を無理矢理大きくしていたので余計に音が劣化していた。
QuadCastにしたら声をちゃんと拾ってくれるようになった。
同じマイクでもPCによって変わるので必ず音を大きく拾うようになるとは限らないけど、音がしっかりしているので配信ソフトでエフェクトをかけてもあまり音が劣化しないように感じた。
配信ソフト(OBS Studio)に音声エフェクトのプラグインを入れてみたらいい感じになったので、機会があればまとめるかも。
選んだ最大の理由はミュート機能
私がこのマイクを選んだ最大の理由がミュート機能。
- マイクのオンオフがタップ式
- 軽く触るだけなので音が入らない
- マイクオンのときは光り、オフにすると消えるからわかりやすい
この3つが揃ったマイクが意外とない。
特に、オンオフにするときのブチッって音もボタンを押したときのカチッって音もしないマイクがありそうでない。
マイクを切れば、配信もDiscordもどちらもミュートになるから事故が起きにくい。
これはマイク自体のオンオフでブチッって音もカチッって音も入らないからこそできる話。
マイクがオフになっているか、パッと見で確認できるのもわかりやすくていい。
活用方法の一例として、ある配信者さんが「マイクが光っているときは家族が声をかけないルール」って言っていて、なるほど!そういう使い方もあるのか!って思った。
なんで私がこんなにミュート機能を重要視するかというと、配信中に何度かミスしてるから。
配信ソフトだけミュートしてDiscordがオンになっていたり、家族に「ごはんと味噌汁よそって」って言ったのがミュートされてなくて、一時期視聴者さんは弟のことを「ごはんと味噌汁」と呼んでいた。
気をつけていてもマイク事故するから、タップで簡単にオンオフ切り替えてくれて光ってくれるのは私にとって本当にありがたいんだ!
マイクと併せて購入したもの
〈マイクアーム〉Blue Compass
BlueのCompass。
めっちゃ格好良い。完全に見た目で選んだ。
真っ黒の中のゴールドが素敵。マットで品のあるゴールド。
写真はピンクゴールドに見えるけど、実際はもう少し赤みが少ないかな。
配線がアームの中に隠せるのが最高。
バネが丸見えのやつも無骨な感じで良いんだけど、ケーブルが露出するのが嫌だった。
アームはこれ一択だったんだけど、購入を躊躇う部分が一つあった。
口コミで言われていた「中のバネが強すぎて関節が微調整できない。曲げても直立する。」
私のマイクはしばらくこんな風になっていた。
視聴者さんに「せっかく格好良いアーム買ったのにダサイ」と言われた。わかる。
Blueのマイク(Yeti)は激重なので、それくらいバネを強くしないとアームが下がってきてしまうのかもしれない。
個体差が大きいようで交換してもらったら調整できたという人もいたから、もし困っている方がいたら交換してみるのも手だと思う。
アームを取り付ける位置をデスクの短辺側ではなく長辺側に変えたら関節が鈍角になり、ちゃんと固定されるようになった。
そもそも関節をさっきのような角度にする想定はしていないのかもしれない。
スペースが限られていて、真ん中の関節を鋭角に曲げないと設置できなさそうな場合は調べてから購入した方が良いかも。
〈ポップフィルター〉GRANPRO
ポップフィルターは、パピプペポと言ったときの破裂音を防ぐことができるもの。
Amazonも楽天も売れ筋ランキング1位になった商品だったのでこれを選んだ。
QuadCastはポップガードが内蔵されているマイクなので本来ポップガードは不要だけど、唾液が飛んでサビることがあると聞いたらサビよりも衛生面が気になった。
見た目がスマートなものが見つかったら変えたいけど、今はこれで問題ないかな。
購入直前でYetiと迷った
BlueのYeticaster というストリーミングセットがある。
絶対マイクはQuadCast!って決めていたのに、いざ買おうってなったときにちょっと迷った。
セット内容は、
- マイク(Yeti Blackout Edition)
- マイクアーム(Compass)
- ショックマウント(Radius III)
これにポップフィルターを足したらすぐ配信できる最強セット。
Yeticasterに心揺れたのはお金
Yeticasterは金額が強かった。
アームがBlueなら揃えてマイクもBlueがスマートなのかなとか、アームのバネの強さがYetiの重さに合わせているならYetiの方が無難かな、とも思った。
Yetiが良いマイクなのは知ってたから余計に迷った。
私みたいに青く光らせたいからQuadCast Sにする!ってなると1万円弱差がある。
だけど迷った一番の理由が値段だったから、後悔する気がしてQuadCastにした。
選んだ決め手はミュート機能
QuadCastとYetiは配信で使われるUSBマイクの二強だと思っているんだけど、どちらも性能も機能も必要なものは揃っていて、音質に違いがあっても音の良さに大きな差はないと思ってる。
私の一番の決め手はミュート機能。
Yetiのレビュー動画で、マイク本体のミュートボタンを押すとカチって音とブチッって音が入ると知って、やっぱりQuadCastにしようと思った。
なんでこんなにミュート機能にこだわるのかというと、配信中にマイクを唐突にオフにしたいことって意外とある。
ショートカットを設定していればミュートボタンは必要ないかもしれないけど、配信しながらVCを繋いでいた場合、配信ソフトもDiscordもオフにしないといけない。
焦っているときの私に配信ソフトとDiscordのショートカットを二つ入力する余裕はないけど、QuadCastならワンタップでどちらもオフ!
オフになっているか目視で確認できるのも大きい。ライトが消えているか確認すれば良い。オンにし忘れることも減った。
花粉でくしゃみが出そうになったときも、地域の防災アナウンスに住所をバラされそうになったときも、QuadCastならワンタップでオフ!ほら、すごいよね。ブチって言わないの大きいんだ。
配信用マイクにぴったりなQuadCast
QuadCastを使い始めて一年弱、期待通りの使い勝手の良いマイクだった。
配信を見直してキーボードの音を拾いすぎてるな、みたいな気になるところがあるとエフェクトで調整する感じで、今のところ不満もなく使っている。
決して安くはないんだけど
- 手軽に使えるUSB接続
- 操作が単純化されていてわかりやすい
- マイク事故を最小限にできる
誰にでも使いやすいマイクだと感じた。
そろそろ配信にも慣れてきたし、3,000円マイクやヘッドセットのマイクを卒業しようかなって方はぜひQuadCastを一つの候補に入れてみてほしい。
知りたいことなどあれば配信中に聞いてもらえればと思います。
新しいマイクでみなさんが心地よい配信を送れますように!
眠気を誘うゆるゆる配信
\ 寝る前にのんびり時間を過ごそう /