目次から内容がわかるようにしてあります。試験当日、慌てて調べてここへたどり着いたという方はまずは目次で内容を確認してみてください。
焦る必要はありません!大丈夫です!
私は実際に一級建築士の製図試験前に受験票を失くし、当日再発行の手続きをしました。
二級建築士の試験も学科試験も同じ流れになるかと思います。
受験票を忘れても絶対に取りに戻らない
製図試験の数日前、私は受験票を失くしたことに気付きました。
探したけど、ないね。
学科試験が終わったその日、地獄の日々から解き放たれた開放感にスキップして帰宅し、必要のなくなった大量の資料と共に受験票を紐で括って捨てたようです。
『 受験票を忘れても、絶対に取りに戻らず会場の窓口へ。』
人生で何度も聞いているであろうこの言葉。
不安はあると思いますが、試験会場に向かいましょう。
必要なものは「顔写真付きの身分証明書」のみ
私は運転免許証を持って行きました。
試験当日は受験票を持っている持っていないに関わらず、顔写真付きの身分証明書が必要です。
試験当日、本人確認をする場合がありますので、身分証明書(原則として、顔写真付きのもので、運転免許証、パスポート、社員証、学生証等)を持参して下さい。
https://www.jaeic.or.jp/smph/shiken/1k/notes_on_the_day.html
社員証や学生証でも良いようです。
当日焦ることのないように事前に必ず準備をしておきましょう。
試験室案内で《試験本部》の場所を確認
会場にはこの試験室案内がところどころに貼ってあります。まずはこの写真を撮りましょう。
本部の場所を確認し、この会場では共通講義棟南 202でした。本部の近くに行くと ”再発行の手続きはこちら”のような貼り紙があるので、すぐにわかります。
会場入ってすぐの案内には人が集まりやすいので、混雑していたら別の案内が近くにないか確認してみてください。
会場によっては棟がわかりにくいので写真を撮っておくと安心です。
特に学科試験は受験者も多いので棟が複数に分かれていることが多く、普通に迷子になりました。
再発行手続きの流れ
顔写真付きの身分証明書を提示
係の方に受験票を紛失したことを伝えると、身分証明書の提示を求められます。
身分証明書を提示し、受験者情報を確認してもらいます。
必要事項の記入
芳名帳(記名帳)のような紙に必要事項を記入します。
記入する内容
- 試験場(都道府県)
- 名前
- 受験番号
- 性別
- 住所
項目はこの5点だったと思います。
わかりやすく書いてあるので迷うことはないと思います。
再発行受験票の受取り
再発行して頂いた受験票がこちら。
見てわかるように送られてくる受験票と同じ形式で、モザイクをかけている部分が手書きです。
再発行の手続きの流れとしては以上です。
再発行にかかる時間は数分(他に受験生がいなければ)
私の会場では手続きの対応をする係の方は一人でした。
私は試験開始の1時間前に手続きに行ったのですが、既に名前がありました。
再発行する人はあまりいないようでしたが、時間にゆとりを持っておいた方が良いでしょう。
【補足①】できれば受験番号を把握しておく
手続きの際に受験番号を記入するので、自分の受験番号がわかっているとスムーズです。
私は受験票が届いた時にスマートフォンで写真を撮っていました。
そして念のため、一次試験の合格通知を持っていきました。
製図試験は製図板を持って歩き回るのは大変なので、先に座席を確認して製図板を置いてから再発行の手続きに行くことをお勧めします。
【補足②】事前に紛失に気付いたらすぐに申請
私は試験の数日前に気付いたので間に合いませんでしたが、封書により試験元に再発行願を提出し、再度受験票を送ってもらうことができます。
間に合うのであれば当日焦らないように事前に申請しておきましょう。
申請期限日は試験元のホームページで確認できます。(おおよそ試験1週間前までのようです)
期限日を過ぎていた場合は先ほどの流れで、当日再発行の手続きをすることになります。
まとめ《身分証明書さえあれば大丈夫》
顔写真付きの身分証明書は絶対に忘れずに!
これは受験票を持っている場合も同じです。
ただでさえ緊張する試験当日に、再発行の手続きをしないといけないと思うと焦りや不安を感じるかと思いますが、まずは本部に向かいましょう。
係の方がきちんと対応してくれるので心配ありません。
これから試験を受けられるという方がほとんどだと思います。
今までやってきたことを出しきる気持ちで絶対に学科試験を突破して、製図の記事も読んでください。道具選び大事です。