先日、1泊2日で那須へ旅行に行きました。
2日目は美術館2ヶ所と温泉へ。
美術館は、1ヶ所が今回の旅の目的でもあった藤城清治美術館。
もう1ヶ所はアート・ビオトープ那須で教えてもらったN’s YARD。
今回紹介する美術館は、じっくり解説を読みながら鑑賞する美術館というより、感覚的に見るような作品を置いている美術館なので、梯子しても疲れることなく楽しめました。
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美術館に行き慣れていない方でも気軽に楽しめますし、子ども連れの家族旅行や年配の方にもとってもおすすめです!
藤城清治美術館
藤城清治さんについて
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藤城清治(ふじしろせいじ)さんをご存じでしょうか?
光と影でファンタジーな世界を作る影絵作家です。
私は母の影響で小さい頃から藤城清治さんの作品を目にする機会が多く、今回の那須旅行も藤城清治美術館が目的でした。
2014年の24時間テレビで6m×3mの特大の影絵を作成されていたので、それをきっかけに知った方もいらっしゃるかもしれません。
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こちらの写真は、2017年夏に東京銀座の教文館で行われていた”光と影の楽園展”で展示されていた作品です。
教文館ではこまめに展示をしているので、近くに行った際にはぜひ立ち寄ってみてください。
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写真では伝わらない色や繊細な影に感動します。
藤城清治美術館について
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和風のような現代風のような建物がかっこいい。
藤城清治さんの愛猫、ラビちゃんが迎えてくれます。
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道を奥に進んで行くと建物が現れます。
カフェのこびとがお客さんを見守っています。
エントランス
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写真を撮っていたら、スタッフさんにこの位置から写真を撮ると全部入るよと教えてもらいました。
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藤城清治さんのオリジナルキャラクター、ケロヨンです。
こちらは昔販売されたというケロヨンの置物で、倉庫を片づけていたときに発見されてエントランスに飾られているようです。
ちなみに私はモグちゃんが好きなのですが、展示室内にいたので探してみてください。
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この美術館の中で唯一写真撮影の出来る原画でした。
藤城清治さんが訪問した際にせっかくだから写真撮って良いようにしようということで撮影可となったようですが、また変わることもあるそうです。
スタッフさんが素敵な方で、私たちの前にいたお子さんがチケットを受け取りありがとうと伝えると、連れてきてくれたお父さんとお母さんにもありがとうを言ってねとおっしゃっていたのを聞いて温かい気持ちになりました。
トイレ
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トイレにもこだわりがあり、天井の絵が床と鏡に写る工夫がありました。
ぜひトイレもチェックしてみてください。
ミュージアムショップ・カフェ
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ラ・ビーカフェというカフェ兼ミュージアムショップです。
森の景色を眺めながら食事をすることができます。
ラ・ビーカフェは、東京の洗足駅近くにも店舗あり、グッズの販売やイベントもしているようです。
チャペル
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敷地内にチャペルがあります。
緑の隙間から覗く大きい屋根と赤茶レンガの壁が素敵です。
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中は小さめのチャペル。照明の使い方にこだわりを感じます。
ステンドグラスはもちろん藤城清治さんのデザイン。
自然光を使った影絵を見ているようでわくわくしました。
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凹凸が大きいレンガを使用していました。
このボコボコの陰影が建物の雰囲気を一層素敵に見せています。
こちらのチャペルは結婚式を挙げることもできるようです。
結婚式の写真を見たことがありますが、真っ白なウェディングドレスにステンドグラスの光が映ってとってもきれいでした。
N’s YARD
2件目の美術館は奈良美智さんの美術館兼アトリエのN’s YARDです。
宿泊したホテル、アートビオトープ那須のスタッフさんにおすすめされて行ってきました。
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奈良美智さんについて
奈良美智(ならよしとも)さんは、世界で活躍されている日本のアート作家さんです。
奈良美智さんは女の子の絵を描かれていることが多いですが、眼差しが鋭かったりキラキラしていたり泣いていたりと目が特徴的です。
一見かわいい女の子という印象を受けますが、その目から第一印象とは違った影の顔のようなものを感じてなんだか気になってしまう作品です。
N’s YARDについて
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外構の塀が素敵!
建物の外壁やカフェのタイルなど、素材にこだわっているように感じました。
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庭のみの見学はできません。
まずはエントランスへ向かいます。
展示室
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エントランスでチケットを購入します。
以前は写真撮影が禁止されていたとのことですが、現在は一部の作品を除き撮影可能です。
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飾ってある作品は絵だけでなく、花瓶のようなもの、家などがありました。
また、奈良美智さんの趣味でもあるレコードのコレクションも展示されていました。
コナラカフェ
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タイルのセンスが素敵すぎます…
テーブルと椅子は名古屋の家具屋さん、タイルは多治見の若い陶スタジオ、照明は実家の方でブナの間伐材の有効利用から生まれた木工製品、ブナコです。N’s YARDのコナラカフェ。 pic.twitter.com/bYMIgBGEEE
— yoshitomo nara (@michinara3) 2017年11月21日
こだわりが詰まっていることが伝わってきます。
多治見のタイルミュージアムを見に行ったことを思い出しました。
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その他
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右手に見えるのがミュージアムショップです。
無駄をそぎ落としたようなシンプルな建物が好きな私はこの景色がたまらなく気に入りました。
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建物内は一通り見終わりました。
展示はまだ続いているので、建物の裏へ回ります。
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もみの木をモチーフにした”森の子”という作品。
奈良美智さんの出身地である青森県美術館にもこの”森の子”の作品があるそうなのですが、こちらは青森県美術館よりも頬がふっくらしているそう。
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外壁のタイルも床のタイルも本物にこだわっているように感じました。
この床のタイルが、コンクリートの壁と緑をちょうど良く繋いでいるのだと思います。
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看板もかわいくデザインされていました。
鹿の湯
よくテレビで見る温泉、鹿の湯に行ってきました。
栃木県最古の温泉だそうです。
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鹿の湯は、いろんな温度のお湯があり、一番低い温度が41度と熱めのお湯というところが特徴です。
湯あたりしないようにしっかり説明を読みましょう。
私の行ったときは大人しかいなかったので、お子さんはあまり来ないのかもしれません。
入浴までの流れ
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ここが入口です。
横に駐車場があるのですが、駐車場に降りるとすでに硫黄のにおいが。
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受付で入浴券を購入したら、まずは貴重品を預けます。
この渡り廊下のようなところを渡った先に温泉があるのですが、渡り廊下の壁沿いはベンチになっており、入浴した方が窓の外を眺めながら涼んでいました。
女風呂には4種類の温度があり、41度、42度、42.5度、44度、46度でした。
41度は、普段入っているお風呂よりも少し温度が低く感じましたが、かぶり湯をしっかりしていたからなのかもしれません。
私は逆上せやすいため、44度のお湯に腰まで浸かるところでやめました。
46度は手を少し入れただけでもすごく熱かったので注意が必要です。
注意すること
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- 熱いお湯のため逆上せやすい方は無理のない入浴を
- かぶり湯の説明書きがあるので、必ず入る前に読むこと
- 脱衣所と浴室の間には扉がなく開放的なので気になる方は注意
- シャンプーや石鹸の使用は禁止
- 硫黄のにおいが二日ほど残り、服にもつくので注意
私が行ったときは知らない方と言葉を交わすような和やかな雰囲気でした。
気になる方はぜひ行ってみてください。
旅の地図
今回の度で行った美術館やお店たちの地図をまとめました。
左上の扉みたいなマークを押してチェックを外すと、日付ごとに分けて見れるので良かったら触ってみてください。
おわりに
今回は、私の那須旅行を元におすすめの観光スポットをまとめました。
藤城清治美術館は特に私がおすすめしたい美術館です。
美術館に行くとその絵の背景や伝えたいことを考えないといけない気がしてしまうのですが、藤城清治さんの作品は花をきれいだと思ったり星をきれいだと思う感覚で見れるのが好きです。
ぜひ足を運んであの美しさを感じてみてください。
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